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ごあいさつ

東日本大震災からの地域医療復興に向けて

ごあいさつ

 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方太平洋沿岸部に甚大な被害をもたらし、医療機関も例外ではありませんでした。東北大学の総合地域医療研修センターは、被災地の医療復興をシミュレーション教育等による医療教育により支えていき、被災地の地域医療のレベルの向上を図ると共に医療人の流出を防ぐことを目的として設立されました。様々な企画により救急・災害医療の専門家による教育を行うと共に、被災地で活躍した医療人の実体験を若い医療人や学生に伝えています。新たな災害医療学を確立するとともに、災害医療に対応できる若い人材を養成することも重要な使命の一つです。
 医療教育の場の一つである東北大学クリニカル・スキルスラボでは、様々なシミュレーターを活用した研修会が活発に開催されており、利用者数は平成24年度 8,864人、平成25年度 12,809人、平成26年度 15,507人、平成27年度15,269人、平成28年度17,604人、平成29年度17,518人と増加しており、学内外の医療人の医療教育に大きな役割を果たしていると自負しています。

 震災から7年が経ちますが、被災地の医療が真に再生するにはなお時間を要します。総合地域医療研修センターは引き続き、被災地の地域医療のレベル向上を図り、被災地の医療施設を一層魅力あるものにすることにより、東北全体の地域医療の復興に貢献してまいります。

総合地域医療研修センターの紹介

ごあいさつ

 これまでも東北地区は医師不足、コメディカルスタッフの不足により地域医療の維持に大変苦労してきました。そのような状況下で起きた東日本大震災により、病院の損壊、医療人の損失・流出および精神的消耗が引き起こされ、被災地はより深刻な医療崩壊の危機に直面しました。この医療崩壊を防ぎ、さらに被災地の医療を復興・発展させるためには、被災地で医療に従事してきた有為な人材を維持・確保するとともに、意欲的な医療人を地域に派遣する必要があります。そのためには、これらの医療人材に、新たな医療の教育の場を提供し、レベルの高い医療人を地域に還元する、いわば循環型医療人教育・派遣システムを構築しなければなりません。東北大学はこれまで一貫して指導的高度医療人を育成し、地域医療に関する研究・教育・診療に大きな貢献をしてきました。今回の東日本大震災により大きなダメージを受けた地域医療の復興は東北大学の責務といえます。
 そこで、東北大学医学系研究科は、地域医療の支援と震災後の医療の復興を目的として、総合地域医療研修センターを設立いたしました。本センターでは、東日本大震災で被災した医療人を受け入れ、大学病院の先端医療に携わる場を提供するとともに、最先端のシミュレーターを導入したトレーニングセンターを整備し継続的な訓練の場を提供します。この環境を活用することで、よりレベルアップした医療人を地域の医療現場へ還元します。

 また、本センターでは医学生、大学院生に対する地域医療・災害医療の教育を積極的に行います。本センターで受け入れる医療人は未曽有の震災を体験した災害医療学の実践者であることから、これら医療人を講師として、幅広い領域での実践的災害医療を学生に教授します。すなわち、本センターは、被災した医師・コメディカルといった医療人に診療・研修の場を提供するだけでなく、これらの医療人をはじめとした災害医療の実践者・専門家による災害医療学を医学生・大学院生に提供することも使命の一つとしています。
 さらに、本センターは、「より開かれたセンター」であることを基本姿勢としており、閉鎖型の循環型地域医療人派遣にとどまらず、地域医療に熱意を持つ外部からの医療人の受け入れを積極的に行うとともに、トレーニングセンターについては外部の医療関係者にも利用できるシステムを整えています。本センターを通じて東北地区の地域医療が復興・発展が果たせるよう、関連各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。

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