HOME活動報告 > 総合地域医療研修センター支援プログラム「診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」を東北大学艮陵会館スキルスラボにて開催いたしました。

総合地域医療研修センター支援プログラム「診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」を東北大学艮陵会館スキルスラボにて開催いたしました。

2013/11/26(火)

総合地域医療研修センター支援プログラム「診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」を東北大学艮陵会館スキルスラボ5階グループ学習室にて開催いたしました。
現在、様々な症状、疾患に対して漢方治療が医療の現場で行われています。しかしながら、こういった知識や技術を系統的に学ぶ機会が少ないのが現状です。このセミナーでは、大きく5つに分けて、講義、実習、症例検討を踏まえた系統的学習を半年間かけて行う予定です。
まずは「生薬、煎じ薬、エキス製剤の理解と活用」として第1回(10月16日)、第2回(10月30日)、第3回(11月13日)を開催いたしました。
第1回:「生薬の知識」のショートレクチャーを行い、その後、生薬を鑑別して煎じ、味見をするという体験実習を行いました。単味の煎じ薬としては「人参」、方剤の煎じ薬としては「六君子湯」を味見しました。
第2回:ショートレクチャー(煎じ薬の知識)、症例検討、体験実習(生薬を鑑別して煎じて味見する)を行いました。単味の煎じ薬としては「白朮」、方剤の煎じ薬としては「補中益気湯」を味見しました。症例検討では、六君子湯の適応症例を供覧しました。
第3回:ショートレクチャー(漢方薬選択、エキス剤の活用)、症例検討、体験実習を行いました。体験実習では、単味の煎じ薬として「茯苓」、方剤の煎じ薬として「十全大補湯」を取り上げ、生薬を鑑別して煎じ、味見しました。症例検討では、補中益気湯の適応症例を供覧しました。
医師、薬剤師、医学部生などを含む医療従事者、のべ67名の方々が参加してくださいました。 

文責:東北大学大学院医学系研究科 総合地域医療研修センター 高山真

☆ 煎じ実習と症例検討の様子


 



アーカイブ

このページの先頭へ

総合地域医療研修センターご案内

リンク

お問い合わせ先

Copyright (c) 2012 Tohoku University School of Medicine All Rights Reserved.