総合地域医療研修センター事業 【歯科部門】災害歯科医療学実地研修会を開催致しました.
2013/7/8（月）
7月6日（土）に、学部学生8名、大学院生9名、教職員8名を対象に、南三陸町にて被災地研修を行いました。昨年に引き続き、当日は、公立南三陸診療所歯科口腔外科部長の斎藤政二先生に、南三陸町の震災時の歯科医療活動や、前回の訪問から10か月が経過した歯科医療を含む現在の南三陸町の実情について講話を頂き、また、診療所内の見学や、南三陸の被災地周辺の視察を行いました。歯科医療を取り巻く環境は、南三陸町人口約13000人に対し仮設の診療所が3か所（9ユニット）であり前回の訪問と変わっておらず、決して歯科のニーズに応えきれていない現状を目の当たりにしました。東北大学として、こういった課題にどういった協力・連携ができるかが大きな課題であると思われます。また、一向に進まない地域医療の復興の現実を広く発信していくことは、本事業の使命であり、継続していく必要があると痛感致しました。
御協力頂きました南三陸診療所の関係者の方々に心より御礼申し上げます。
☆研修会の様子.jpg)
