HOME活動報告 > 第3回災害歯学実施研修会を実施しました。

第3回災害歯学実施研修会を実施しました。

2013/10/7(月)

10月5日(土)に南三陸町にて災害歯科医療学実地研修会を行いました。当日は、当センター歯科部門の冨士岳志助教と、看護学科の相田佳恵助手の引率のもと、歯学部5年次学生11名、留学生2名、技工士学校学生3名、看護学科学生7名が参加しました。前回に引き続き、立南三陸診療所歯科口腔外科部長の斎藤政二先生に南三陸町の医療を含む現状を中心に説明頂き、仮設診療所内の見学や沿岸地域の御案内をして頂きました。震災から2年半が経過し、ようやく公立病院の建設が始まり医療の復興が進み始めたこと、しかしながら依然として被災地における医療を取り巻く現状は厳しいものがありました。斉藤先生がおっしゃっていた都市部と被災地の温度差というものを身を持って感じることができる貴重な機会となりました。震災瓦礫の撤去が進み、震災の象徴であった防災庁舎の撤去も決定し、少しずつ震災の記憶が風化され始めているのも事実ですが、被災地に位置する総合大学である東北大学の使命として、その移りゆく変化というものもしっかり伝えていかなければと思います。

御協力頂きました南三陸診療所の関係者の方々に心より御礼申し上げます。



アーカイブ

このページの先頭へ

総合地域医療研修センターご案内

リンク

お問い合わせ先

Copyright (c) 2012 Tohoku University School of Medicine All Rights Reserved.