第8回漢方研修会「めまいから下痢まで、水分代謝に関わる漢方処方」を開催致しました。（講師：千福 貞博 先生）
2013/11/26（火）
11月22日に東北大学医学部臨床講義棟1階 臨床小講堂において第8回漢方研修会を開催しました。当日は医師、看護師、薬剤師、医学部生含め34人のご参加をいただきました。
消化器外科を専門とされ長く漢方診療にも携わり開業されている、センプククリニックの 千福貞博先生にご講演いただきました。漢方的な水毒の考え方から、五苓散、苓桂朮甘湯の使用についてわかりやすく説明いただきました。また、苓桂朮甘湯と四物湯を使用しSSRIの離脱症状を緩和する方法も教えていただきました。さらに、腹部の瘀血のとらえ方とマッサージによる瘀血の変化についても説明いただきました。最後に西洋医学をきちんと行い、漢方薬を使用するという大事な点を強調していただき、とても内容の深いご講演で非常に勉強になりました。
現在、日本薬剤師研修センターの認定研修点数を配布しております。また、日本東洋医学会の専門医点数も参加回数に応じて登録を行っております。
次回の開催は平成26年1月31日（金）18：30～
第9回「救急医療、入院治療における漢方薬の活用」
（熊本赤十字病院総合内科 加島 雅之 先生）です。
☆第8回漢方研修会の様子
