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【歯科部門】四川大学華西口腔医学院と災害歯科学シンポジウム開催および四川大地震被災地を訪問(2/21)

2014/2/28(金)

平成26年2月21日(木)から22日(日)にかけて、四川大学華西口腔医学院との災害歯科学シンポジウムを開催し、併せて四川大地震被災地を視察しました。本学からは佐々木啓一研究科長、歯科法医情報学分野の鈴木敏彦准教授、歯学イノベーションリエゾンセンターの洪光講師、総合地域医療研修センターの冨士岳志助教ら7名が同行致しました。
初日は、四川大学華西口腔医学院を訪問し、周学東院長を初め多数の参加を得て、大震災時における双方の取り組みについて情報交換し、今後大規模災害時に歯科が果たすべき役割について幅広く意見交換を行いました。本学からは、佐々木研究科長と鈴木准教授がプレゼンを行いました。特に、東北大学で開発中の身元確認情報のデータベース化に対する関心が非常に高く、今後も情報交換を行っていくことを確認しました。また、歯学研究科としても、他分野、他学科とも連携しながら、災害口腔科学専門研修会や被災地訪問等に学部学生のみならず留学生に対しても行い、東日本大震災の事実を広く世界に発信しうる人材の育成を行っていることを紹介しました。また、災害歯科学の更なる充実のため今後も双方でシンポジウムを開催していくことに合意しました。
2日目は、四川大地震の震源地である?川に向かいました。道中は、がけ崩れの跡がところどころに残る断崖絶壁の急斜面をすぐ横目に道なき道もありましたが、そこを抜けると目に入ってきたのは四川大地震から5年とは思えないほどの復興した街並みでした。中国では、政府主導のもと、各省が被災地をブロック単位で管轄し、復興を指揮しているとのことです。また、現地の診療所および総合病院も視察し、現地の医療の現状を説明頂きました。東日本大震災から丸3年が過ぎようとしておりますが、その現地の復興のスピードの速さは非常に目を見張るものがありました。帰路は、高速道路が新たに整備されており、歯科にとどまらず様々な意味で非常に有意義な視察となりました。
☆活動報告の模様


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