HOME活動報告 > 第1回被災者の口腔内科疾患に関する医療従事者研修会を開催致しました。(3/6)

第1回被災者の口腔内科疾患に関する医療従事者研修会を開催致しました。(3/6)

2014/3/7(金)

3月6日(木)19時00分から歯学研究科C1大会議室にて、第1回被災者の口腔内科疾患に関する医療従事者研修会を開催しました。当日は、学内のみならず市内開業医を含む30名の参加を得ました。今回は、本学の口腔診断学分野の佐藤しづ子先生から、「被災地医療マネジメントとしての”味覚障害治療”の取り組みについて」と題しお話し頂きました。味覚障害の予兆として、体重の減少や唾液分泌の低下、関連がある疾患として糖尿病が挙げられる点など、非常にわかり易い丁寧な説明を頂きました。また、高齢者の味覚障害は、食欲不振や低栄養につながり、全身の健康の悪化、QOLの低下に繋がることを説明頂きました。東日本大震災以後、味覚の異常を訴える高齢者が増えているとの実感は何気なく感じておりましたが、味覚障害の観点から被災地医療を考えることが極めて重要であることが示されました。また、講演後に活発な質疑応答がなされ、非常に有意義な講演会となりました。

☆講習会風景



アーカイブ

このページの先頭へ

総合地域医療研修センターご案内

リンク

お問い合わせ先

Copyright (c) 2012 Tohoku University School of Medicine All Rights Reserved.