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【歯科部門】災害歯科学を開講致しました.

2014/7/11(金)

歯学部学生5年次に対して、7月9日(木)の午後(90分×2コマ)に「災害歯科学」を開講致しました。なお、歯学部では、本年度から本講義をカリキュラム化し実施しております。前半は、災害科学国際研究所の鈴木敏彦准教授に「検死業務・災害科学国際研究所の取り組み」について、東北メディカル・メガバンク機構の坪井明人教授には、震災当時に口腔保健活動の陣頭指揮を取られた経験から、「巡回診療・東北メディカル・メガバンク機構の取り組み」について講義頂きました。また、後半は国際歯科保健学分野の小坂健教授に「」災害時における歯科の公衆衛生対応と題して、口腔ケアや震災後の調査から見えてきたものから復興を考える内容で講義頂き、最後に「総合地域医療研修センターの取り組み」について、本センターの冨士助教が講義を行いました。震災から既に3年4ヶ月が経過しようとしておりますが、被災地に位置する唯一無二の総合大学である本学で学ぶ学生が、災害歯科学を学ぶ意義はある意味歴史的必然かと思われます。本センターでは引き続き学部学生に対し、その意義を伝えながら震災の記憶を風化させないように継続して開講していく予定です。

☆講義の風景



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