東日本大震災からの地域医療復興に向けて、総合地域医療研修センター

平成26年度総合地域医療研修センター事業として、8月10日（日）に、南三陸町にて災害歯科医療学実地研修を行いました。当日は、本学16回生の公立南三陸診療所歯科口腔外科部長の斎藤政二先生に講師をお願い致しました。先生からは、震災時の面影を残すものが日々少なくなってきている中で、当時の状況を写した映像等で、震災時の歯科医療を含む町の状況や、震災から3年5ヶ月が経過した現在の南三陸町の実情について説明いただきました。また、あいにくの雨の中での開催でしたが、バスの中から、スライドに示された当時の映像と照らし合わせながら仮設診療所内や南三陸の被災地周辺を視察致しました。東北大学の歴史的使命として、復興のプロセスを今現在のことも含めて伝えていかなければならないと思います。今後も、継続して開催していく予定です。

 

お盆前のお忙しい中、御協力頂きました斎藤政二先生はじめ、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。