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平成26年度夏季被災地域医療体験実習を実施しました。(全2回7/27~7/30・8/10~8/13)

2014/8/28(木)

2014年7月27-30日、8月10-13日の2回、全国の医学生を対象に被災地医療体験実習を行いました。総合地域医療研修センターと宮城県医師育成機構の共同の事業として企画し、総合地域医療研修センターから高山真先生、笠島敦子先生、遠藤智之先生、卒後研修センターから藪内伸一先生と田畑雅央が引率教員として同行しました。
今夏も石巻赤十字病院、気仙沼市立本吉病院の2施設を16名の学生さんが訪問しました。初日に東北大学病院でオリエンテーションを行った後、宿泊地の南三陸町に向かいました。南三陸町では震災の語り部さんが同行し、南三陸町の被災地域の現状の視察を行いました。翌日から2班に分かれ、1日を石巻赤十字病院で、1日を本吉病院で計2日の実習を行いました。石巻赤十字病院では、震災時の石巻赤十字病院の対応について人事課長の阿部雅昭様からの講話の後、免震構造の見学、石巻近辺の被災地の見学を行いました。本吉病院では震災時の気仙沼市の様子に関するDVDを見た後、外来診療、病棟診療の見学、訪問診療や仮設住宅での健康相談への同行などを行いました。また火曜日夜に東北大学病院に帰院後、総合地域医療教育支援部の石井正教授から、石巻圏合同救護チームのGMとしてどのように考え、どう活動をしたかについて講話をいただきました。そして最終日水曜日の午前中に振り返りを行い、全日程を終了しました。
被災地の様子も年々様変わりしてきています。参加された学生さん達が、この実習で見たことや経験したことを活かして、将来良い医師になってもらえればと思います。
ご多忙のところ本実習にご協力頂きました石巻赤十字病院、気仙沼市立本吉病院の先生方、スタッフの皆様、石井正先生はじめ本学御関係者の皆様、ならびに宮城県医師育成機構の皆様に心より御礼申し上げます。
 
☆体験実習の様子


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