緊急気道管理トレーニング開始!
2012/9/12(水)
総合地域医療研修センターでは、艮陵会館クリニカル・スキルスラボ(SIMSTAR)地下1階救急蘇生シミュレーション室において、「緊急気道管理トレーニング」(公募)を平成24年7月より月1回の頻度で開催しています。これまで、7月8日、8月5日、9月2日の3回開催し、7月は5名、8月は6名、9月は5名の医師、看護師の皆さんに参加していただきました。
気道確保困難症例に関するCase-basedディスカッションの後、通常の喉頭鏡による喉頭展開以外の気道確保方法のトレーニングを行っていきます。具体的にはエアウェイスコープ、挿管用ラリンゲルマスク、その他の声門上デバイス、気管支鏡、GEB、ジェットベンチレーター、輪状甲状間膜穿刺キットなどです。
換気困難・挿管困難の患者を目の前にしたときに必要なデバイスの特徴を知り、実際に使用して慣れておくことで、緊急時に落ち着いて対処することができるようになります。気道確保は救命処置の第一歩ですので、是非多くの医療従事者に参加していただきたいと思います。
★実習風景