HOME活動報告 > 第14回漢方研修会を開催しました。(2015.5.29)

第14回漢方研修会を開催しました。(2015.5.29)

2015/6/5(金)

平成27年5月29日に東北大学医学部6号館講堂において第14回漢方研修会を開催しました。仙台市の清水内科外科医院院長の清水雅行先生から「がんと漢方」というテーマで90分間の御講演をいただきました。
日本のがん診療において、漢方薬は化学療法中や手術後における手のしびれや嘔気・嘔吐・倦怠感などの愁訴に対応して補助的にエキス製剤が用いられるのが一般的です。しかし清水先生による治療は、西洋医学的な手術や化学療法、緩和療法は各診療科で行っていただいた上で、それに並行して保険外の生薬も含めた煎じ薬を中心に用いて、がんと向き合い、可能であれば退治していこうという積極的なものでした。また、15例もの漢方薬による癌治療奏効例を画像や腫瘍マーカーなどの検査所見と合わせて御提示いただき、その治療効果は眼から鱗が落ちるものばかりでした。
当日は、医師、看護師、薬剤師、医学部生から一般の方まで、54名のご参加をいただきました。今後の癌診療にお役立ていただきたいと存じます。御講演いただきました清水先生にこの場を借りて感謝申し上げます。
 
☆研修会の様子


アーカイブ

このページの先頭へ

総合地域医療研修センターご案内

リンク

お問い合わせ先

Copyright (c) 2012 Tohoku University School of Medicine All Rights Reserved.