第15回漢方研修会を開催いたしました。(2015.7.10)
2015/7/17（金）
平成27年7月10日に東北大学医学部6号館講堂において第15回漢方研修会を開催いたしました。八戸市立市民病院脳神経外科の川村強先生から「脳神経疾患急性期に用いる漢方 ～五苓散を中心に～」というテーマで90分間の御講演をいただきました。
脳神経外科疾患の一つとして慢性硬膜下血腫が呈示され、その保存的治療に五苓散が用いられるメカニズムやアクアポリンを介して作用する薬理機序などについて、症例や統計データを挙げながら詳しく御解説頂きました。さらには透析時不均衡症候群、頭痛・めまいなどの気象病についても症例やデータとともに熱く語って頂きました。
当日は、医師、看護師、薬剤師、医学部生から一般の方まで、40名を超える皆様方に御参加いただきまして、まことにありがとうございました。また、御講演いただきました川村先生にこの場を借りて感謝申し上げます。
★研修会の様子
