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総合地域医療研修センター支援プロジェクト「第29回 診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」が開催されました。(2016年5月26日)

2016/5/31(火)

2016年5月26日に東北大学大学院医学系研究科総合地域医療研修センター支援プロジェクト「第29回 診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」が東北大学クリニカル・スキルスラボ5階グループ学習室にて開催されました。

 新学期が始まり、キャンパスでは初々しい新入生も見かけるようになりました。一方で、本セミナーは2013年秋に開講しておりますので、開講当時の一年生はすでに四年生になっています。参加者の学習進度も自ずと違いが生まれてきます。今回のセミナーでおこなったワークショップは、初学者の方もベテランの方も楽しく学べるようにと工夫が凝らされたものでした。

本日のテーマは「めまい」でした。4-6人ほどのグループの中で、模擬患者役、医師役を決めていただき、スタッフから呈示された症例課題に対して弁証の鍵となる情報をうまく抽出する目的でロールプレイしていただきました。情報抽出の後には、グループ内で知識を出し合って、弁証から方剤決定まで討論していただき、最後には全体で弁証や治療法を発表するという形式をとりました。学習進度別に分けられたグループごとに、気虚・血虚・痰湿といった弁証から、補中益気湯や半夏白朮天麻湯といった方剤まで決定するところまで進みました。

次回のセミナーは7月7日(木)に予定しています。今回同様に楽しく学べるように進める予定です。引き続き御参加いただけますようお待ちしております。



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