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漢方・統合医療学寄附講座/総合地域医療研修センター共催「第37回 診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」が開催されました。(2017年11月16日)

2017/11/21(火)

  2017年11月16日、東北大学大学院医学系研究科漢方・統合医療学寄附講座/総合地域医療研修センター共催「第37回 診療に役立つ漢方治療の知識・技術を系統的に学ぶセミナー」が東北大学クリニカル・スキルスラボ5階グループ学習室にて開催されました。

 

 今年度に入り、漢方診断(弁証)のイメージをイラストにして表現してみましょうとのコンセプトでセミナーを進めて参りました。これまで3回にわたって、「気・血・水」と「臓腑弁証」について学んでまいりました。

 

  今回はテーマを「八綱弁証」とし、表裏・寒熱・虚実・陰陽の八つの分類について概説をおこなった上で、とくに寒熱と虚実を取りあげて日本漢方と中医学における用いられ方の違いについて確認いたしました。

 

  今回は前の3回とは趣向を変えて、イラストにしていただくイメージは、葛根湯・桂枝湯・人参湯という三種の方剤から選んでいただきました。各チームで検討後のイメージでは、カッコンマン、ケイシくんといった新作のキャラクターが登場したり、人参湯の散寒・利水・止瀉の働きが暖炉の火でグツグツと煮込まれるお料理の様子になったりと興趣たっぷりに表現していただきました。

 

  各グループの発表が終わる頃には、三種の湯液も煎じ上がり、皆様お待ちかねの試飲となりました。今回はセミナー当日が随分と冷え込んだこともあり、温める働きを持つ三種の方剤はたいへん喜んでいただいた様子でした。試飲の後は、例によって方剤解説を行いました。御参加の皆様、まことにありがとうございました。

 

  次回来年2月1日は新作のカードゲームをお届けいたします。引き続き多くの皆様方が御参加くださいますようよろしくお願いいたします。

 

 

 

 



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